ラクトレ新着ニュース!

2018-12-19 06:25:00

2級建築士2次試験の合格体験記です。
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この方は、設備設計関係の会社に勤務されている方です。
努力の結果、見事合格されました!

 

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---今年の試験の特徴----------------------------
今年の2次試験は、サプライズ(従来なかった指示)が2点ありました。合格体験記にもあるように、
①延焼ラインの記入
②防火区画(竪穴区画)の指示です。

この指示が、合否にどの程度影響するか心配しましたが、結果的には、
ラクトレでは、上記のサプライズの2点とも未対応の方でも3名合格されました。やはり、プラニングを素早く、且つミスのない作図をされた方は、合格できるようです。
‥でも、サプライズを1つでも対応された方は、当然優位に立てます。

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2級建築士二次講座合格体験記(Yさん)

 

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(1)ラクトレに出会う前
私が二級建築士1次試験の対策を始めたのは、1次試験の約5か月前の2月頃でした。
その当時ラクトレの事を知らなかった私にとって、建築士試験の対策方法として考えられる選択肢には、独学と大手資格学校への通学の二つがありました。この内、大手資格学校については授業料がかなり高額である事がわかったため、とりあえず1次試験は独学で対策する事にしました。

1次試験半月前の6月中旬になり、1次試験突破の目途が立ったので、2次の設計製図試験対策について考え始めました。大手資格学校の費用が高額なことから、独学での製図試験対策を視野に入れて、この頃から市販本の図面のトレースなどを始めてみました。はじめて製図道具を使ってお手本のトレースをしてみたところ、図面自体は割合うまく描けましたが、トレースだけでも大変時間がかかってしまい、エスキスの方法についてもコツがわからないためとても時間がかかってしまいました。製図の経験がない自分にとっては、この調子で製図の勉強を進めても独学では9月の試験本番には間に合わないと考えるようになりました。そのような状況で1次試験を迎えました。

(2)第三の選択肢「ラクトレ」との出会い
1次試験が終わって会場の外にでると、資格学校の人がチラシを配っていました。資格学校に通うことを考え始めていた私はチラシを受け取りましたが、この時チラシを配っていた人の中にラクトレの金森先生がおられました。ここで、ラクトレが新たな選択肢に加わりました。ラクトレは、学費が大手資格学校の半額以下ということで、大手資格学校の費用の高さに躊躇していた自分にとっては、有力な選択肢と考えるようになりました。しかし、その当時は名前を聞いたことがなかったため、正直なところ指導内容は十分試験に対応できるのかどうかという不安もありましたので、とりあえずラクトレの説明会に参加してみることにしました。説明会で、ラクトレ流のエスキス方法や教材、受講生の図面などを見せていただき、ラクトレでも十分な指導を受けられると判断し、2次試験はラクトレでチャレンジすることに決めました。

(3)ラクトレの講習
ラクトレの講習がはじまる前、私は作図だけでも6時間ぐらいかかってしまい、試験時間中に図面を完成させることすらできない状態でした。時間短縮のための作図法を教えてもらい、徐々に作図時間が短くなっていきましたが、他の受講生に比べると遅れ気味の状況でした。お盆休み頃の時点ではまだ試験時間内に書き終わるスピードに達していませんでしたので、お盆休み中は休みを返上して毎日製図の練習に励みました。

エスキスについては、ラクトレの講習前に自己流でやっていたときは、エスキス時に必要な開口部の位置などの詳細を書き込むことができず、作図をはじめてから不都合な部分を修正するという状態でした。しかし、ラクトレで、『2段階エスキス法』(概略エスキス→詳細エスキス)を教わってからは、エスキス段階でほぼ完ぺきなプランニングできるようになりました。その結果、作図開始後にプランニング修正が少なくなり、時間のロスを減らすことができるようになりました。また、お盆ぐらいまでは、課題ごとに1からプランニングをしていたため、課題によってはエスキスがうまくまとまらずに一旦投げ出してしてしまい、時間を置いて1からやり直すといった事も何度かありました。
しかしながら、金森先生が簡単にスパン割や標準パターンプランニング法(『いい加減法』)を考案されたおかげでエスキスを効率的に行うことができるようになりました。その結果、
約1時間程度でエスキスをまとめられるようになっていきました。

お盆後半になっても作図時間は、遅れ気味ではありましたが、他の受講生の図面を見せてもらったり、自分の図面の添削内容を反映したり、他の人がやっている時間短縮のコツなどを吸収する事により、徐々に作図スピードが上がりました。
模試の頃にはラクトレの目標時間よりは遅かったですが、試験中に作図を完了できる3時間半程度で書き上げられる様になりました。

(4)製図試験
今年の製図試験は金森先生の予想通り、縦長のプランが出題されました。最初問題文を見たときは、延焼ラインの記入以外に特に変わった出題はなさそうに思えました。講習中にやっていた定型的なプランニング方法が使えて楽勝だと思ったのですが、50分ほどでエスキスがほぼ終わって問題文を見直していたところ、大変な事に気付きました。それが今年最大のサプライズ、「竪穴区画」でした。これは完全にノーマークだったためかなり動揺してしまい、15分ぐらい余計にかかりましたが何とか竪穴区画に対応したプランニングに修正して、作図に入りました。

作図は通常とほぼ同様のスピードで作図していましたが、途中でもう一つの問題に気づきました。それは、エスキスの途中で南面にある道路の存在を無視してしまっていて、住居・店舗とも西入りのアプローチでプランニングしてしまったことでした。もうすでに作図がかなり進んでしまっていたため、アプローチを変更する余裕はなく、そのまま書き上げることにしました。作図は通常通りの3時間半で完成させる事ができましたが、エスキスの時間ロスの影響もあって、細かいミスをチェックする余裕がないまま試験が終わりました。


(5)試験の後
自分としては持てる力を出し切れたと思うのですが、竪穴区画とアプローチの見落としなどで心の余裕がなかったのか、試験後に持ち帰ったエスキスを再確認したところ、細かいミスがいろいろあることに気づきました。一つ一つは致命的なミスではないのですが、立面図に庇を書き忘れるなどの通常はやらないようなミスもあり、やはりサプライズの動揺が少なからず結果に影響しているようでした。金森先生からは合格判定をいただきましたが、やや落ち着かない気持ちで合格発表を待つことになりました。結果は合格でした。

(6)合格発表を終えて
あとで他の受験者の結果を聞いたところ、延焼ラインと竪穴区画が対応できなかった人でも合格している事がわかりました。建築士試験は減点方式で相対評価になっているらしく、受験者の多くが対応できなかったサプライズ出題については合否に直結しないようです。2次試験の合格率は例年50%台なので、サプライズに100%対応する事ができなかったとしても、受験者全体の中で平均以上の成績なら合格できるという事になります。

ラクトレでは、短期間で合格を目指すために十分な指導を受ける事ができます。しかし、どこの資格学校であっても同じですが、受講すれば100%合格できるというというわけではなく、最終的には本人の努力次第で決まると思います。受け身でやっていて受かるほど簡単な試験ではないので、合格したいという強い意志を持って受験者全体の平均より上を目指す地道な努力が不可欠だと思います。

私は他の資格学校に通ったことがないので、比較はできないのですが、ラクトレでは、良心的な受講料でありながら、楽しみながら、且つ十分な指導を受けることができます。これから二級建築士試験を目指す方は、ぜひラクトレを選択肢のひとつとして考えていただければ幸いです。